占星学紀行 vol.2「ISAR(国際占星学研究協会)学会報告」

8/16〜8/22
占星学やカウンセリングの最先端の知識を得るのみでなく、多くの方々との出会いで、私自身の世界が大きく広がる充実の7日間でした。

8月14日に日本を出発し、シカゴに向かいました。この日は水星逆行の日にあたり、できたら出発は避けたかったのですが、学会が始まる前にISAR主催の2日間のカウンセリングトレーニングが行われるため、どうしてもこれに出席したくて早めに出発することに……どうしようもないときはよくあるものです。いつもより念入りに出発準備をし、成田空港にも早めに行き、万全を尽くしての出発となりました。

ph01 カウンセリングコースが終わって記念撮影。
疲れたぁ!!


サイクリング(8月15日)
時差の関係でシカゴには14日の午後到着。16日から始まるカウンセリングトレーニングに備えて、ゆっくりしたかったのですが、15日はISARの会長をはじめ、役員の方たちとミシガン湖のほとりを一日サイクリング。ピクニックをしたり、とても楽しい一日を過ごしました。でもシカゴの街を見たのはこの時たった一度だけ。その後はずっとホテルに缶詰状態となりました。

ph02 ミシガン湖のほとりで。まだこれから20キロの道のり。


カウンセリングトレーニング(8月16~17日)
ISARではCAPという占星学者の認定を出しています。占星術師に認定がいるかどうか賛否両論あるのですが、今回からCAP取得のためには、このカウンセリングのトレーニングを受けることも必修に加わりました。このシステムになってから、今回が初の受講者です。参加者は全部で23名。もちろん日本人は私たった一人!
トレーニングは3つのグループに別れて行われ、グループごとに3人のトレーナーがつきます。このトレーニングの内容は、人の話しを積極的に聞くことが中心です。二人一組、あるいは三人一組になり、クライアントと占星者に別れて練習していきます。
クライアントが言ったことに対して「何だか怒っているように聞こえますね」とか「私にはあなたが悲しんでいるように聞こえます」とか答えていきます。また同調することと哀れむことの違いなどもトレーニングしました。初日は星の知識をまったく使わず練習。次の日は相手のホロスコープを手に答えます。当然ホロスコープを手にした途端、新しい世界や言葉にしなくてもわかる部分がぐっと増えてきます。
勉強になったこともたくさんあったのですが、この技法は日本人にはあまり使えないような気もしました。ともかく英語の勉強としては最高(笑)でした!!

ph03 一緒にサイクリングしたアルゼンチンのアニーさん。

ph04 スピリチュアルな木に登って、一休み。
日ごろの運動不足がこたえる。


倫理のテスト(8月18日)
ISARでは倫理の講義とテストも行われています。これもCAP取得には必修です。3時間ほど各分野の占星学者が講義をします。例えば、カウンセリングの内容の黙秘義務やリサーチにおけるルールなど様々な説明があります。特にアメリカは裁判沙汰になることも多いので、カウンセリングの際の契約などについての講義もありました。その後約一時間のテスト。
無事合格しとっ~ても嬉しかったです!!


ISAR学会スタート(8月18~21日)
登録が終わると首からかける名札が配られます。そこには名前が記入されているのですが、名前の下には「Asc」「」「」のマーク。ここに自分の星座を入れます。人と会うときもまずは星座でご挨拶って感じです。これも星の学会ならではのこと。参加者は700人以上ですが日本人は私とジャネットのウルアンナ鳳宮さんのみ。ちょっと寂しかったですが、皆さんにすぐ覚えていただけるという特典もあります。

学会の内容は大きく別けて11の項目があります。占星学には、こんなに多くの分野があるのか!? と思われる方も多いかも知れません。
右の項目に対して毎日3つのレクチャーがあります。また、朝と夜には大会場で皆が集まってのセミナーもあります。まさに「星漬け、英語漬け」の生活なんです。私も12のセミナーを受講しました。それぞれとても興味深く、これまで学んできた事を再確認するとともに、新たなものもたくさん吸収しました。今回学んだ事は、セミナーなどを通じていろいろな形で皆さんにお伝えしていきたいと思います。

1.人間関係
2.心理占星学&カウンセリングスキル
3.Vedic(インド占星学)
4.占星学のリサーチ
5.ギリシャ文明と古代占星学
6.太陽星座占星学の技法とアート
7.予測の技法
8.チャートの解読
9.エレクショナル占星学
10.マンデン占星学
11.金融占星学


バンケットとダンスパーティー(8月10日)
会場は丸テーブルで、各テーブルには7人ほど。話題はもちろん星のことばかり……不思議なことに、それ以外はあまり話題にならないんですよね。
宴会は9時ごろ終わったのですが、その後にバンドが入り深夜まで続くダンスタイムがスタート! 私もなんとベットにたどり着いたのは明け方3時でした。素晴らしい出会いがたくさんあり(詳細は秘・笑)本当に楽しかったです。
世界の第一人者と占星学について語ることは私にとっては、至上の喜びです。

ph05 バンケット会場でISARの役員のモニカさんと。

ph06 バンケット会場でISARの役員のモーリンさんと。このころはすでにかなりご機嫌な私。


ワークショップ(8月22日)
学会終了後にも4つのワークショップが行われました。21日で帰ってしまう人も多いのですが、私はせっかく日本から行ったので、最後まで参加してきました。
私が受けたのはJohn Frawley氏のIntroduction of Medical Astrology。伝統的占星学で有名な氏のワークショップは、私に新しい目を開かせて下さいました。伝統的手法に基づき「彼の病気は治るかあるいは死んでしまうのか」「彼は私のことを心から愛してくれているのか」「失くした時計は見つかるか」など具体的な質問に対し、的確に答えていく技法を医療の分野のみではなく広範囲にわたり教えて下さいました。
Frawley氏は教えることもとてもお上手で、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。講義の進め方という点にも、たくさんの学びがありました。彼の著書には『The Real Astrology』、そして最近出版された『The Horary Textbook』などがあります。またFrawley氏は通信で学べるコースも教えていらっしゃいます。ご興味のある方は下記のホームページから連絡を取る事ができます。
http://www.johnfrawley.com